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染色補正技術とは?

染色補正の技術が大活躍する場面は、主に大きく2つです。

1つは、着物の生産過程における染難や色の違い等、加工段階のトラブル。
そこで出番なのが染色補正技術です。
未完成の着物を完全な商品にするために、染料を使いこなし、たくさん有る薬品の中から一番合う物を選び、直していきます。
染色補正は、着物を市場に送り出すための、最後の工程となります。

もう1つは、お客様の「着物アフターケア」です。
シミ・汚れ・色やけ等のお手入れを、染色補正技術を用いてケアをします。
他店で断られた品や、10年以上経過した古い変色ジミでも、布地が弱っていない限り染色補正技術で綺麗な仕上がりにする事が出来ます。
お客様がお召し頂ける状態まで復元し、蘇らせる事の出来る技術といえます。

つまり「着物を市場に送り出す前」そして「お客様の着物アフターケア」までを携わる、『きものトータルクリニック』として、染色補正の繊細で高度な技術が大活躍します。

染色補正技

様々な着物のトラブル。形跡は残さず復元!
下記の写真は、着物の製造過程でおきたトラブルの一部です。
地色の染料が花びらに浸透しているので、染色補正で花びらの色を修正します。
山安では、染色補正技術を活かし、丸洗い・汚れ落とし・シミ抜き加工等で落ちなかった、変色したシミ、黄変ジミ、色あせ等、また何十年前のあきらめていたお着物も綺麗に蘇らせる事ができます。

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Before
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After


染色補正技術の基本工程

175.JPG 1.まず、生地の状態をあらゆる角度から確認し、染料が浸透した箇所に薬品を丁寧に筆でつけていきます。
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2.次に熱を加え、脱色作用を高めていきます。
生地の状態を確認しながら、負担をかけないように注意して行います。

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3.中和して、繊維の中に入り込んだ薬品が残らないように綺麗にすすぎ出します。
脱色した事で、地色の染料も抜けて白い状態になります。
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4.白く抜けた箇所を修正する為に、まず一番大事な色の調合をします。
周りの色と違和感が出てしまわないように染料をかけ合わせて色を調合する重要な作業になります。
色の調合をした後、職人の手技で色をかけていきます。
どんなに小さい箇所でも、筆先を絶妙に加減しながら周りの色と違和感のないように修正します。


5.周りと違和感が出てしまわないように、色々な角度から生地と色をかけた箇所を何度も見ては、加減をしていき色を修正して終わりです。

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